【US軍幕】これぞ漢のソロキャンプ大定番、アメリカ軍の「パップテント」流行がまだまだ止まらない!

パップテント(PUPTENT)とはハーフシェルター(shelter)テントのことで、二枚で一つのテントになり本来は二人用らしいですが、日本のキャンパーさんの間ではソロテントとして使われています。戦時中に米軍や独軍が使っていたテント。設営の手間がかからずすぐに設営撤収が出来ます。近年のキャンプブームで個性を出せるソロ用テントとして、男前テントの代表ともされています。

Youtubeでヒロシさんも愛用している事もあり、いつものキャンプに飽きてしまった大人の男が野営に行く時に使うと雰囲気も良く人気です。キャンプメーカーのテントとも比べるとインナーテントが付属していないなど機能性は良くないが、見た目がとてもカッコいいとインスタでも多数投稿があります。そんなパップテントをリサーチしました。

パップテント 大ヒットの理由

キャンプグッズメーカーとは、逆転の発想。キャンプメーカーのテントは高機能で快適空間を重視して作られていますが、パップテントは、軍人が戦争で使うことを目的とされていて遠征などに使用されて来ました。遠征で求められるのは、敵に見つかり難いミリタリーカラーでありかつ軽量で使い勝手がいいテント。テントなのに寝袋程度の大きさほどのコンパクトに収納でき設営も簡単に出来るのでキャンプや野営にいった際にすぐ設営でき焚火などを楽しむことが出来ます。

SNSで画像が拡散されていった事で人気も急上昇で、キャンプシーズンになると金額も上がり入手困難になると言うプレミア感も人気の一つです。2017年辺りからキャンプグッズ販売のメーカーもパップテントを意識したテント(シェルター)を販売開始したようです。

パップテントってオールシーズン使えるの?雨でも大丈夫?

オールシーズン使えるが、撥水加工はされていないので雨には強いとは言えませんし、水を含むととんでもなく重くなってしまいます。テント特有のニオイもあるので出来るだけ雨の日のキャンプには使わない方がいいかもしれません。パップテントは一年中使うことできますが真冬のパップテント泊は知識と装備と経験が必要でしょうね。

インナーテントがなく、スカート部分もないのでただ設営しただけでは凍えてしまいます。そこで活躍する装備が、薪ストーブです。もちろん、愛用者は自己責任で一酸化炭素警報機を使ったりし決して広いとは言えないパップテント内にストーブを入れ、工夫し煙突を外に出しています。その姿もカッコよく、検索するとたくさんの画像が出て来ます。パップテントの人気が出て薪ストーブをテント内にインストール出来ることがネット上に出回ると、そのモデルの薪ストーブの入手困難になりました。例えば、笑‘sさんの「easy」(現在は後継モデルに若干の変更)があります。この薪ストーブも小型、軽量で持ち運びが便利だった事もあり爆発的な人気がありました。

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ファスナー加工カスタムで機能性とスタイルアップ!

パップテントの最大の難点は、テントの中に入る際に出入り口をどうするかです。普通のテントであれば、入口出口にファスナーがついてるので何も考えなくても開閉できますが、パップテントの場合はそうはいきません。テントの開閉は二枚のテントの繋いであるボタンでするのですが、これが大変な作業で夜なんかは明かりがないと手間でしょうがありません。

そこで、考えられたのが今では定番になった「ファスナー加工」です。主に片面にだけ施工している方が多いですが、稀に両面に加工されている方もいらっしゃいます。この「ファスナー加工」をする事で大変だった出入りが楽になったり、ファスナーを全開にしポールを使って跳ね上げる事でテントの使い方もよりカッコよくなるので、ほとんどの方がファスナー加工をしているようです。

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パップテント通販で買うのが正解?

パップテントはアウトドア用品店では通常売っていません。どちらかと言うとミリタリーショップの方が手に入りやすいのかもしれませんが、店頭にはほぼ無いと思います。ほとんどの方が通販で購入された事でしょう。

手間がかからず簡単に手に入れられる順番としては 

  • Amazon オークション 
  • 個人売買 
  • 個人輸入 
  • 輸入代行

などです。

購入される際は状態の確認や付属品の有無、納品までの時間をしっかりと確認した方が良いでしょう。新品とはいっても、海外品で年代物なので付属品がなかったり汚れや二枚の布の色が大きく異なってたりと様々なことが起きます。信頼できそうな人やお店からの購入をおすすめします。

定価がないので、金額もシーズンによって増減します。購入は冬が一番安く買える時期になるので、急いで購入したい方以外はタイミングを考えることをおすすめします。6月から8月は毎年値段が上がってしまいます。夏と冬の値段の差は10000円程度になっているようです。

まとめ

ファミリーキャンプやデュオキャンプには不向きなパップテントですが、ソロキャンプでかっこいいスタイルを貫くには最高の幕と言えるでしょう。例年オンシーズンの間は割高になるが入手は可能でオフシーズンになると値段が落ち着いてきます。

すでに生産がされていないので、今後入手しようと考えてる方は早めに購入をおすすめしますが、各キャンプブランドやメーカーが新しいパップテント「ネオパップテント(シェルター)」を販売してくるので機能性の高いモデルを選ぶこともおすすめします。

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